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アメリカの日常に溶け込む、寄付というよりファンドレイジング

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Photo by Jake T.


夏が終わり大学が始まって少し経った頃、カルステフラトン(Cal. State Fullerton)の牧羽雅子選手からボクらテニス仲間へテニスチームのファンドレイジングイベントへの誘いがありました。

ファンドレイジングイベント(ファンドレイザー)は、日本では聞き慣れないかもしれないですが、簡単に言えば、ある目的のためのお金集めのイベントです。言い方を変えれば寄付金集めのイベントです。アメリカでは小学生から大人までごくごく日常的に開きます。

日本では名前こそ違うものの、すぐに思いつくのは政治家が開く政治資金パーティーです。一気にグレーなイメージになってしまいますね。。それに対してアメリカでのファンドレイジングは「良い事」というイメージがかなり強く、開催する側が頑張るのも良い事、(お金を払い)参加して資金集めの手助けをすることも良い事と受け取られます。

何かをするにはお金が必要。その資金を人に寄付してもらうことも大切なこと、という認識を子供の頃から持つようになっています。今は薄まっているかも知れませんが、日本では「お金を乞うのは恥」という真逆の教えを子供の頃にされるような気がします。社会にでた後にビジネスをするようになって、その感覚をシフトするのに苦労する結果にもなっていたり。

また日本で寄付というと災害や健康等の理由で困っている人たちへ差し伸べる手助けというニュアンスが強く、一般の活動のため、つまり誰かのプラスαのためにお金を渡す行為は、寄付とは別になってしまう気がします。

雅子ちゃんがボクらを誘ったのはテニスチームが開くファンドレイジングイベントなので、もちろんチームが活動するための資金を集めるイベントです。今年急に学校から活動費が払われなくなった訳でも、特別なことを新たに始めた訳でもありません。毎年のようにさらに上を目指して頑張るための資金集めです。より多くの活動費が集まれば活動の選択肢が広がる、というためのものです。

なので今回の招待は、雅子選手本人が個人的にボクらをファンドレイザーへ強く誘ったというより、チームメンバーの活動としてイベントに友人知人を誘ったということです。

因みにイベントのメインは選手と共にダブルスを楽しむというもの。選手と歓談する簡単な食事もあって参加費は$150です。ダブルス参加はしないけど観戦して飲み食いだけの参加もあって$25です。

参加する費用というよりはあくまで活動資金を寄付し、そのお返しがちょっとある、という事なんです。ファンドレイズがいかに受け入れられているかはダブルス参戦が50人程度、観戦参加はその倍程あったことからもわかると思います。

また、ボクは残念ながらその日予定があって参加できなかったため、寄付だけしました。寄付したと大声で言えるほどの額ではありません。ただ、それでも後日、大学からのお礼状が届きました。

下にあえて大きく載せましたが、重要なのは一番下がチャリティー税控除のための証明書になっている事です。こういった寄付はきちんとしたチャリティーであれば、税控除が受けられます。証明書には寄付に対してモノやサービスが返されていない、つまり寄付が純粋な寄付であることがきちんと証明されています。


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チャリティーイベントによっては、モノが返されていたりすると参加費からモノ代を引いたものが寄付した額として証明されることになります。逆にイベントが中心なのかチャリティーが中心なのかは主催者にこの証明を要求すればわかるということです。そしてアメリカではこういった寄付行為を推奨するシステムが整備されているということです。

日本でももうすこしファンドレイズの慣習が一般的になればな、と思います。テニス選手はもちろんのこと、スポーツで上を目指す人の活動に選択肢が増えると思います。先輩が後輩にご飯を奢る様に、はっきりとしない形では「がんばれよ金」が動いているんですけどね。

上下の写真はイベント中チームの選手が自己紹介をしている時のもの。雅子ちゃん、自己紹介では日本の実家にいる飼い犬がモデルをしていた話をしたようです(笑)。
年が明けるといよいよ本シーズン開始です!頑張って欲しいですね!(N)


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Photo by Jake T.


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Photo courtesy of Masako Makiba

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