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日本とアメリカテニス3つの違い:全米学生チャンピオン小和瀬望帆

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All photos courtesy of Miho Kowase.


今年NCAAのダブルス全米チャンピオンに輝いた小和瀬望帆(こわせみほ)選手。小さな頃から日本のトップジュニアとして活躍してきたものの、途中大きなスランプを経験。その後、姉麻帆にならうようにアメリカの大学へ留学して、テニス選手人生最後に大きな大きな栄光を勝ち取りました。

その小和瀬望帆選手に去年から少しずつ色々な話を雑談を交えながらインタビューしたので、それを少し整理したものをお伝えしたいと思います。言葉を選びながら丁寧に答えてくれる様子には彼女の人柄が伺えました。

現在既にテニスを引退している望帆さんですが、話は最後のシーズン前から始まっているので、時間の前後ご了承ください。


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望帆選手は前列右から2番目。


N:アメリカでテニス選手&学生生活をして、いまどんなことを感じてるかな?

M:アメリカに来て、3年半が経ちましたけど、毎日が本当に充実していて、あっという間だったなと思います。こっちに来てかなり成長したと思いますし、アメリカの大学に留学する決断をして本当に良かったなと思っています。


N:最初の頃はいろいろ苦労したと思うけど、どんなことが一番大変だった?そしてそれを乗り越えられたのはどうやって?

M:アメリカの文化やライフスタイルにはもともと憧れていたこともありましたし、こっちの生活は自分に合っているなと思いますね。初めは、やっばり英語でコミュニケーションを取るのにかなり苦労しました。もともと英語は好きな方でしたけど、日本の高校の英語のレベルでは全然通じなくて。。。

教授が言っていることも、なかなか理解できないし、短いエッセイを書くのにも一苦労でした。私の大学は日本人がかなり少なくて、日本語を使う機会はほぼ無く、英語漬けの毎日なので、そのおかげで英語はだいぶ早いペースで上達していったと思います。

私はもともとシャイでなかなか自分からコミュニケーションを取るのが苦手だったんですけど、アメリカに来てからは、自分からどんどん積極的に話しかけていこうと心がけました。



N:確かにアメリカで生活してると、シャイでいてもしょうがない、ある意味バカバカしいって思うぐらいになるよね。(笑)
これからアメリカに留学しようとしてる人も、テニスで留学しようとしてる人も「どうにかなるよ」って思う?

M:そうですね、結局は英語も言葉なので、人とどんどん話していけば上達すると思いますし、なんとかなると思います!特にアスリートとして留学する場合は、本当に色んな面でサポートを受けられるので、学業とスポーツを高いレベルで両立できる環境は整っていると思います。


N:確かにアスリート留学だと、スポーツの仲間もいろいろ助けてくれるし、助けを求められるしね。それは普通の留学より恵まれてるかもね!仲間を用意してくれてるみたいなもんだから。
留学前からそして留学してからもやっぱりお姉ちゃん(麻帆)の存在は大きかった?姉妹かなり仲はよさそうだけど。

M:姉の存在は留学するかどうか迷っていた時期にも、大学に入ってからもかなり大きかったですね。大学に留学する前は、アメリカの大学のレベルの勉強には絶対ついていけないだろうと思って、アメリカに留学するのにはあまり乗り気ではなかったんです。でも、姉からどれだけアメリカの大学に行って良かったかをよく聞かされていたので、オハイオステイトを見に行こうと決めました。見に行ったら、大学の規模の大きさに圧倒されて、こんなところで大学生活を送ってみたい!と素直に思いましたね。

大学に入ってからも、テニスの事やクラスの事で悩む度に色々とアドバイスを貰っていました。姉みたいに、同じ境遇で頑張っている人が身近にいてくれた事はとてもラッキーだったなと思います。



N:そうだよね、テニスも留学も英語も同じ環境でやってきてアドバイスをもらえる人って、普通居ないもんね。
テニスに少し話を移して、アメリカに来てからのテニスは日本にいた時とどんなことが大きく違う?3つぐらいあげるとすると。

M:一つ目は、練習時間ですね。やはりクラスもあるので、練習時間は日本に比べてかなり少なくなりました。高校生の時は長くて4−5時間練習する事もあったんですけど、今は平均で2時間半ぐらいですね。個人練習やトレーニングもそれに加えてありますけど、テニスコートにいる時間は圧倒的に少なくなりました。だけど、その分練習の質がすごく高くて、2時間半の練習でも毎日ヘトヘトになってます 笑

二つ目は、コーチングですね。日本にいた時は、結構細かい指示を受けていて、私も打ち方も細い所までだいぶこだわってました。アメリカでは、逆にあまり細かい指示が少なくて、コートのポジショニングや、相手をどういう風に動かすかなど戦術的な指導を受けることが多くなりました。私にとってこの違いはかなり大きくて、今まで打ち方にこだわって神経質になりすぎていたのが、テニスをゲームとして捉えることができるようになり、それを機にだいぶ上達したと思います。

三つ目は、体格の違いや、コートの跳ね具合からくるプレースタイルの違いです。私がアメリカに来て一番最初に感じたのは、高い打点で打たされる機会がかなり増えたことですね。日本に比べて、アメリカのコートは遅くてバウンドが高かったり、みんなすっごく跳ねるキックサーブを打てたり、また、大学の選手は粘りづよいプレースタイルの選手が多いので、トップスピンをずっと打ち続けてくる選手と試合をすることも多々あります。私もそういう環境で戦っていくために、ネットプレーに力を入れたり、確率の低いフラットで無理にストレートに引っ張っていくのを少なくするように心がけました。


次回に続きます!


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| テニス留学 | 15:53 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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