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強みを生かすテニス:全米学生チャンピオン小和瀬望帆

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All photos courtesy of Miho Kowase.


2017年NCAAダブルス全米チャンピオン小和瀬望帆(こわせみほ)選手のインタビュー後半です!前半最後には、彼女が感じた日本とアメリカのテニスの違い3つを教えてもらいました。そこから続きます。


N:3つに関係するかもしれないけど、日本でテニスをしていた中学生の自分、高校生の自分に、色々アメリカで経験して「こうしたらいいよ」って伝えたいことがあるとしたら、それぞれどんなこと?

M:中学生の自分へは、もっとショットのバラエティを増やすことだと思います。アメリカでは、早いボールだけでは全く通用しないので、色々なショットを混ぜてコートを広く動かすことがすごく重要になってくると思います。

高校生の私には、あまり深く考えすぎず、もっとテニスを楽しむことをアドバイスしたいですね。高校生の私は、テニス自体を楽しめなくなっていたので、いくら練習時間を増やしても負の連鎖に陥っていた感じであまり上達できませんでした。アメリカの大学では、チームメイトの存在もかなり大きいのですし、練習中にガンガン音楽をかけたり(笑)、コーチがジョークを飛ばしたり、アメリカ人はテニスを楽しみながら頑張るっていうことがとても上手だと思います。



N:(前回)「練習の質が(アメリカは)高い」っていってたけど、それは具体的にどういうこと?日本でも質を高めようとはしてると思うけど。

M:そうですね、私の大学の練習はとにかく球出しでも、ポイント練習でも一つ一つがすごく厳しくて、かなり追い込みます。それで休憩が日本にいた時の練習よりだいぶ短いですね。だから、日本では3時間かかる内容が2時間とか2時間半で終わる感じです。これは大学によっても違うと思いますが。


N:なるほどーー。結構シンプルだ!ん?でもポイント練習で厳しく追い込むって??強い男性を相手にするとか??

M:基本的に8-10人で6面使えるので、一面を使う練習が多いのもあると思います。私のチームはみんなかなりレベルが高い子達ばかりなので、1ポイント1ポイントが激しいです(笑)


N:日本だと、結構レベルの違う相手同士で練習することも多いってことかな?

M:そうですね、それで大人数で一面を使うことも多かったです。


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N:ガラッと話し戻って。小和瀬望帆はどんなタイプのテニスプレーヤーですか?そしてどんな人ですか?(笑)どんなテニスプレーヤーに向かいたい(希望)ですか?

M:私は背が低いのでとにかくよく走り回って、ディフェンスからオフェンスに展開するタイプです。

どんな人間…そうですねー、これはアメリカに来て変わったのですが、だいぶオープンで明るい性格になったと思います。あとは、ハードワーカーです。

テニスは残すところあと1シーズンですが、もっと緩急を上手く使って、ネットでポイントが取れるようになりたいです!あとはやっぱり見ている人が楽しめるテニスがしたいです。



N:この先、どんな人になっていきたい?(笑)

M:この先は、何か自分が夢中になれることを見つけたいです。やっぱり何かに一生懸命な人って素敵だなと思うので。どんな人って、一言で言われると難しいけど、とにかくいつもエネルギッシュでいたいです!


ここで実はだいぶ時間があいています。
小和瀬望帆さんの同期(1994年生まれ)には日本の現女子テニス界を引っ張っている尾﨑里紗選手、日比野菜緒選手、加藤未唯選手、澤柳璃子選手、穂積絵莉選手と蒼々たる選手が揃っています(今年のNYでみんなで集まってる写真を観ました)。
お姉さんの小和瀬麻帆さんの同期に土居美咲選手や奈良くるみ選手がいることを考えると、小和瀬姉妹2世代はものすごいライバルだらけの中テニスをしてきたんだな、とつくづく思います。


N:自分が仮にコーチ/指導者になったとして、日本のテニスにするだろうことはどんなこと?

M:日本のテニスのレベルは年々上がっていて、私の同期も多数活躍しているので、私が何か言える立場でも無いのですが、これから世界で戦っていくジュニアを指導する機会があるとしたら、自分の強みを生かすテニスに集中するようにアドバイスすると思います。日本人はとても真面目なので、自分の弱点を改善することに時間を費やす傾向にあると思うのですが、それよりもどういうプレースタイルが一番自分の長所を生かすことができるのか、ということに焦点を合わせた方が更に活躍できるのではないのかなと思います。

私はかなり身長も低いですし、パワーも無く、初めてヨーロッパに遠征に行ったときに、外国人選手のパワーに圧倒されました。それで帰国したときに、もっと早くて強いボールを打ちたいと思ってその練習に集中していたんです。でも、私がいくらパワーやボールのスピードで戦おうと頑張っても、生まれつき体格の違う外国人選手にはなかなか通用しません。大学では、自分の俊敏さを生かすことのできるテニスに集中して、色々な球種を混ぜたり、ネットに出て行ったりと工夫するようにしたら、パワーを使わなくても私よりも20センチ以上背の高い選手にも勝てるようになりました。



N:最後にコロンバス&オハイオの魅力を教えて!

M:コロンバスの良いところは、街が大きすぎず、小さすぎず、大学生には特に最適な場所だと思います。美味しいレストランも多数あり、フーディー(foodie 食べ物好き)の私には最高の街です。笑 大学のフットボールでは、毎試合10万人以上が集まり、毎回お祭り騒ぎです。


今回はこれで終わりですが、テニスを離れて少し経った時にまた色々突っ込んだ話を聞いて観たいです。姉妹揃って話ができたら最高かも!?!(N)


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