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天皇と文化と祭と宴会と装飾そしてテニス界と安住紳一郎



タイトルをみて「なんの話だ?」と「?」マークと探究心が沸いたか、みた瞬間興味を失ったかもしれません(笑)。ボクの書こうと思ってることに関係する単語を単に並べました。

あまりに脈略がないので最初に判りやすく言いたいことを書いてしまいます。

日本のテニス界にはもっときらびやかさが必要です!!

選手や現場はテニス自体を頑張っているので、もっと周りが真剣にテニスを演出してあげないといけないです!!
素敵だったり、楽しかったり、面白かったり、そんな雰囲気の中、選手たちが一生懸命プレーして、初めてテニス全体が盛り上がるんだと思います。

上のインスタは全日本の選手が集った去年末のJTAのパーティーです。いろんな選手が写真をあげていたので観た方も多いんじゃないでしょうか。大坂なおみは残念ながらいませんでしたが錦織圭はいましたし。

この写真を観て真っ先に思いました。「なんだこのパネル?!しょぼっ!!!」。JTAさんゴメンなさい。でも正直ショボいし酷すぎます。ワードのデフォルトフォントでタイプしてそのまま大きくプリントしただけ、な感じです。選手はパーティーに敬意を表して素敵な格好をしてきているのに、招待している側のこれはないです。






上の写真は中国の珠海で開かれたWTAファイナルのパーティーの様子。西洋はもちろん、中国だって今時パーティーはこんな感じです。

ビッグイベントは予算があるから、ということではありません。万が一予算と時間がなければ、どんな世界あっても工夫です。

JTA年末パーティーを例にすれば、プロジェクターとスクリーンを用意してPCを繋げて映せば、PCでグラフィックを描くデザイナーの1時間の時給でできちゃいます。なんなら達筆な選手の筆書きを映してもいいぐらい。味があります。準備だって1時間あればできます。

これに象徴される場面は残念ながら現日本テニス界のいろんなところで観られます。小さな大会やイベント、ローカルな催しでもやろうと思えばもっといろんな演出ができるんです。

例えば浜松のITFは$25kとプロサーキットでは一番下のランクですが、今年(から?)いろんな演出が垣間見れました。ロゴ含めたグラフィックやバナーであったり、内田暁さんの選手紹介であったり。もちろんウェブサイトだっていい感じです。大会を盛り上げようというエネルギーが感じられました。

選手はもちろんですが、周りがその選手の活躍をいかに盛り上げてあげるかもテニス全体が盛り上がるうえで重要なんです。以前書いたこんなところもその一部で、日本は世界から遅れを取っている気がします。

スポーツ施設の建設が始まっていれば、もちろん設計(=英語になおすとデザイン。知ってましたか?)は終わっているということです。その段階まできていたらアメリカなら確実にレンダリング(いわゆるバース)が何カットも発表されます。有明はどうなるんですかね?どうなるかわからなければ期待もできないし、良い/悪いの話もできません。盛り上がるための話題が選手のみで演出側から何もないんです。

参考までにこちら2020年にオープン予定のロサンゼルスの新NFLスタジアム。少し下にスクロールすると(もしくは上のメニューから RENDERINGS ボタンを押すと)レンダリングがインテリアも含めて20枚ぐらい出てきます。


ところでJTAのパーティーが開かれたのは11月で、その時にこの記事を書こうと思ったものの完全に忘れてました。再び思い出したのは安住紳一郎の日曜天国を聴いていて。ボク、前にも書いてますが、安住紳一郎大好きなんです(笑)

ゲストで出ていたハコちゃんこと作家の岩下尚史さんの話「宴会は全力で」で、かつての「宴会は戦いの場」「主催者が自分の器量を見せつける場」だったのが最近は「接待が悪い意味ばかり」になっていて「そういう技術なんかも失われていって」「たまに行われる宴会は型通りのつまらないものになっている」と言っていました。確かにそんな現代の宴には行きたくないですよね。行かなければ盛り上がりようがないし廃れる。

何かを主催する側は全力で招く人をもてなすことで、招かれる人もそれに対して全力で答え、そうやって全体が盛り上がっていくんだと思います。パーティーも同じだし、大会も同じ、イベントごとはなんでもそうです。


真面目に頑張る日本人の発散する場の象徴が、かつては「祭り」でした。宗教的な意味はよそにしても、準備をがんばって、当日思いっきり弾けるんです。酒飲んで大声出して動きまくって。そうやって内からも、そして外からもそのイベントをもりあげたんです。

そしてそんな文化的な行事には、決して機能だけではない、盛り上げるための装飾がありました。厳かできらびやかな神輿をつくったり、そろいのはっぴをきたり。

また、かつて人を家に招く時には、床の間の掛け軸を確認したり、花を飾ったり、特別な器をだしてきたり全力をつくしました。招かれる人への敬意です。そんなのが日本の文化でした。おもてなしですね。


高度経済成長の急激な成長、忙しさと共にそんなものが徐々に忘れられ、バブルが弾けて倹約な側だけが残ってしまいました。余計なものを極限まで削ぎ落とした日本の誇るミニマリズムは、派手な装飾との対比として初めて成り立つ考え抜かれたシンプルです。単に何もしないのとは違います。

平成がもう少しで終わろうとしていて天皇の話もよく見聞きします。天皇を取り巻く様々な儀式は、忘れられている日本の宴がどんなものかを思い出させてくれます。儀式ですが主役だけでなく、周りも全力で盛り上げるんです。


テニスも同じように、その中身&内容である選手やプレーだけでなく、それを取り巻く様々な環境と共に盛り上がるのを忘れてはいけないと思います。
ボクはテニス自体はボロボロですけど、環境側は建築からグラフィックそして文章もまだまだ攻めていこうと思います!ある意味、新年の抱負ですね。誰か攻める機会をください!(笑)(N)


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